なぜこの仕事をするのか?
└2つの原体験から、私はこの仕事に従事しています
九州の商店街で過ごした幼少期
私は長崎県佐世保市で生まれました。
幼少期を商店街で過ごし、学校が終われば、商店街を探検する毎日でした。
八百屋さん、肉屋さん、魚屋さん。毎日陳列が変わる色鮮やかなディスプレイにワクワクしながら、「これは何?」等と好奇心の塊をお店の方にぶつけ、皆さんは嫌な顔一つせずに嬉しそうに答えてくれました。この課外授業で学んだことは、知識だけではなく、人々の温かさでした。
その後、学生時代・社会人時代の多くを東京で過ごし、家庭を持ちます。
子供がちょうど私が商店街で過ごした歳に差し掛かった頃、福岡への移住を決断します。
商店街で過ごした時から30年以上経ちましたが、福岡でも同じ温かさを感じ、家族全員が健やかな生活を送ることが出来ました。
九州に、私も子供も育てられました。「九州を誇りに思い、大事にする心」は後世まで繋いでいくべきだと考えます。だから、次は私が奉仕の精神を持って、九州に恩返しをする番です。
活力に満ちた街が永続し、次世代の子供たちが希望と共に生きられるように。
経営者は孤独であるという現実
父は中小企業を営む経営者でした。365日、休みなく遅くまで働いていたイメージがとても強いです。各地を精力的に駆け回る一方、自宅で資金繰りや会社の将来などを必死に考えている背中が印象的でした。
「経営者は孤独である」―――幼いなりに理解した現実です。
取引先、従業員、競合会社、金融機関…数多くの利害関係者に対し、中小企業の経営者は一人で立ち向かわなければなりません。参謀が居なければ腹を割って話すこともままならないです。
熱い想いを抱えて創業した後、日常に忙殺され、悩みに押し潰されそうになり、ビジョンが霞んでしまうことも多々あります。
中小企業の経営者に対する経営コンサルタントの役割は、「良き相談相手になる」の一言に尽きると思います。難解な専門用語や横文字を極力避け、分かりやすい提言を心掛けています。
経営者の「創業時の想い」「あるべき姿」「自社の強み」を十二分にお伺いし、現状とのギャップを共有した上で、一つ一つの施策を立案して実行するお手伝いをして参ります。